ちょっとそこまで

筑紫野市 歯医者 歯科医院 の 内田歯科医院です。

通っている美容院に、いつもおしゃれな本が置いてあり、そこで見つけた日本料理店に行ってみました。

唐津の鏡山の麓にある「あるところ」さんです。美しが丘から長崎自動車道を通り、1時間15分程でした。ご自分で改装した築130年の民家で、唐津の食材にこだわり丁寧に作られたお料理がいただけます。器は、もちろん唐津焼です。店主の平賀さんは、伝統工芸を学ぼうと大学進学。学生生活で自炊をしてお友達に振る舞うようになり、料理の楽しさに気づき東京で修業。

最初は、飛び込みで雇ってもらった料理店だったそうですが、縁があり自分が納得いくお店で働けるようになります。自分でお店を出そうと故郷の福岡に戻り、この唐津の古民家に出会い、一年かけて電気と水回り以外は全部自分で改装して、奥様と二人で3年前に開店されました。

広々とした土間が、オープンキッチンになっており、かまどでは羽釜でご飯が炊かれています。一品ずつ運ばれてくるのですが、次は何が出てくるのか、作業を見ているとワクワクします。

ご飯を一膳いただいた残りは、おにぎりにしてもらいましたが、水は使わずお塩だけでぎゅっと軽く一回握るだけ。帰宅して真似してみましたが熱々の米粒が手のひらにくっついて、熱くて熱くて投げ出しました。デザートのきな粉のアイスクリームまで美味しくゆっくりいただきました。


せっかく唐津まで来たので、唐津焼の窯元に寄ってみようと桜が綺麗と聞いていた、藤の木土平窯に電話してみました。「どうぞどうぞ」との返事で道に迷いながらもたどり着いた工房のお庭の素晴らしさに驚きました。35年前に植樹された55本の桜も美しいのですが遠くに見える山まで植えに行かれたそうで、薄ピンクの帯のような眺めです。

年に一度の穴窯に火を入れる前日のお忙しい時にも関わらず、お茶室でお茶まで点てていただきました。穴窯は、新潟から運んだ1,100束もの松の薪で11日間焚き続けるそうです。5月3日が窯開き。晩酌なしの我が家ですが、こちらの酒器で飲むお酒はとても美味しそうです。

昨日、案内の手書きの葉書が届きましたが、これがまた美しい。LINEばかりの最近の自分を反省しました。