歯科医師人生10年目によせて (2014年7月新聞より)

みなさん、こんにちは。毎週水曜日に勤務しています近藤大介と申します。7月に入り、福岡では博多祇園山笠が始まりました。いよいよ高い雲の峰を臨む暑い夏がやってきますね。私にとっての夏と言えばやはり高校野球。

岡山で過ごした学生時代は、毎年のように甲子園まで応援に行っていました。残念ながら我が母校の福大大濠高校は長いこと甲子園から遠ざかっていますが、またいつの日か甲子園で一緒に校歌を歌える日が来ることを願って止みません。

さて、私が歯科医師になって今年で10年目を迎えました。振り返ってみるとアッという間の10年でしたが、これまでひたむきに目の前の患者さんと向き合ってきたつもりです。歯科医師は患者さんの歯や歯を支える顎の骨を削ったり、歯茎を切ったりすることから、医療の分野では外科医の一種に分類されます。

歯医者に行くのが好き、という人はあまり聞いたことがありません。どちらかというと歯医者=痛い、怖いといったイメージをお持ちの方のほうが多いのではないでしょうか。このような外科医を言い表す仏教の言葉で【鬼手仏心】という言葉があります。これは、外科手術は体を切り開き鬼のように残酷に見えるが、それは患者を救いたい仏のような慈悲心に基づいている、ということを表した言葉です。歯科医師も外科医の一種。このような仕事であるが故、私は常日頃から自分には(鬼のように)厳しく、患者さんには(仏のように)優しい手つきで、という意味を込めて鬼手仏心をもじって、【鬼心仏手】をモットーに日々の診療に臨んでいます。

私事ですが、昨年大好きだった母が他界しました。亡くなる前、誤嚥の危険があるからと口から食事を摂ることを止められていた母は、最後まで「口からご飯を食べたい」と話していました。また、以前担当していた患者さんで、「私は先が長くないから...入れ歯があればなんでも食べられるから、今は好きなものを好きなだけ食べています」と笑顔で話して下さいました。口から物を食べるということは、味わいを楽しむ、食感を楽しむ、のどごしを楽しむ等様々な楽しみ方があります。また、美味しいご飯を食べることでみんなが笑顔になり、幸せな気持ちになれます。食は健康の源。これからも鬼心仏手の心で、来院されたみなさまの口福(幸福)のお手伝いが出来れば幸いです。

休日の野菜作り(2015年7月の新聞より)

休日は野菜作りに励んでいらっしゃるとの事。

自宅は福岡市内ですが、粕屋郡トリヤス久山の近くに、5m×10mの畑を年間4万円ほどで借りてるそうです。

最近の収穫は、この通り。

ピーマン、なす、とうもろこし。たしかピーマンは苦手のはずですが、自分で作ると大丈夫なのでしょう。

新婚の奥様との2ショット。嬉しそうですね。