待合室から ーお若い方の習い事ー

筑紫野市 歯医者 歯科医院 の 内田歯科医院です。

「いつも読んでますよ。」と嬉しい声かけをしてくださる患者さまから
「クスッと笑うようなコメントが楽しみなんです。」と言われました。
そこで、いつまで続くかわからない新コーナー『お若い方の習い事』。今回のみ拡大版です。

受付で患者さまとお話すると、皆さまいろんな趣味を持たれ、教室を始められたり展示会や演奏会をされたり、
コンクールに出られたり、慰問をされたり、いろんな形で楽しんでいらっしゃいます。
先日の方は、ひょっとこ踊りに皿回しではなくラーメン椀回しでした。

私も還暦過ぎて、ずっと憧れていた茶道を始めました。
挨拶など基本ができてないのと記憶力低下で悪戦苦闘。お稽古日にどうにか出かけても、玄関前で帰ろうかな。
と、しばらく立ち止まり、小学生の頃、ピアノの先生の扉の前でUターンして隣の公園のブランコで時間つぶし、「今日は、合格しなかった。」と母に嘘をつきながら帰宅していた頃を思い出しています。

玄関を入ると先に見えている方にさっと座って、さっと扇子を出してご挨拶。
先輩方のお辞儀の美しいこと。ところが、こちらは扇子はなかなか出てこない、やっと置いた扇子が曲がってる。
その上、出した手が大きくて、やや肉付きが良すぎる感じ。うーん、早く引っ込めたい。次に袱紗さばき。
抹茶を入れるお棗(なつめ)や抹茶をすくうお茶杓を四角い布で清めるために美しく折っていく所作で、見せ場の一つだと思います。

もちろん、上手くいきません。母のタンスから探し出した年代物の袱紗のせいに思えてならないので、一応言い訳をしてみます。
「そんな訳ないと思いますけどね。」と言われながらも、次回新しい袱紗が用意されてます。若先生の優しさを実感。
使ってみてすぐに、袱紗のせいでないと実感。私は山羊座のA型なので几帳面で真面目のはず。いつもは正反対。ところが、習い事で真面目さを初認識。


所作の一つに茶碗をすすいだお湯や水を捨てる建水に柄杓を伏せて、立ったり座ったり持ち運ぶ曲芸としか思えない動作があります。
落としたら、即、水屋という準備室に逃げ帰り、洗ってやり直しです。家で練習しました。お鍋とお玉を使ってやってみます。


それを見た院長が、「それ、何?頼むからやめて!そんな高価な物でないんでしょ?買って。」頼まれたので即、買いました。
習い始めて1年半、まだ転がり落ちてます。

昨日は、茶巾絞りでした。茶巾とは、お茶碗をふく小さな布で、それを綺麗に絞った形で筒の中に入れておくのです。
その綺麗さが問題で、普通に雑巾を絞るようにするだけと言われるのですが、私の今まで数十年の絞り方は逆でした。
「それでよくきっちり絞れてましたね。」とビックリされましたが、一つ勉強できたと何事も前向きに捉えてます。

そんなお稽古も嬉しいことがあります。生徒さんは、何十年も通っていらっしゃる年配の方が多く、何かにつけ「お若い方はいいわね。」と言われます。最近、若い方なんて言われることありませんので、その時の気分のいいこと。というわけで、お若い方の習い事は、なんとか細々と続いております。