待合室からー川柳ー

筑紫野市 歯医者 歯科医院 の 内田歯科医院です。

禁煙と闘い疲れ一服す
これは、患者様の東昭秀様(光が丘)の川柳です。思わずクスッと笑いがでませんか?共感される方もいらっしゃるのではないでしょうか?

最近の川柳ブーム、先日のNHKクローズアップ現代のテーマも“共感なぜ広がる?現代川柳ブーム”でした。川柳は、250年前の江戸時代、浅草の柄井川柳の名前から定着し、社会に近いものを取りあげ、「そうそう」「あるある」と共有・共感する喜びが、気持ちを明るくします。

女子会川柳、シルバー川柳、サラリーマン川柳、アルバイト川柳、婚活川柳など今では様々あります。1987年以降のサラリーマン川柳は、奥さんの悪口を言って共感を求めるものが多いのに比べ、シルバー川柳は、作り手の多くが男性で妻のことを書きますが、ほのぼのとしたものがほとんどです。東様も60才を過ぎて川柳を作り始め、8年前から西日本新聞の土曜日夕刊に投稿し続けていらっしゃいます。

毎週、夕刊が届くのが楽しみで、掲載されていればとても嬉しく、張り合いが出るそうです。テーマは、自分や孫、お酒、たばこ、社会で、皮肉の多い時事川柳は作らないことにしているとのこと。 川柳は、口語(話し言葉)で季語に悩むこともなく、5・7・5と17文字。日本人には7・5調の言葉のリズムがとても合っているそうです。大笑いしなくても、ニコッとかクスッとか笑いは心を癒すと実感されています。
東様の川柳をいくつかご紹介しましょう。

長風呂に生きているかと孫さけぶ
イクジイの駄ジャレに悩む孫の顔

お風呂でよい川柳が浮かぶのですが、出たら忘れていて、がっかりする事もよくあり、いつも紙とペンを用意されているそうです。 。

古希古希と首と肩とがハーモニー
今は惚け昔は惚れた字は同じ
加齢臭見事に消したサロンパス
若づくり優先席をそっと見る
アルバムで髪の歴史を懐かしむ
お嬢さんと呼ばれ振り向く老人会

思わず笑ってしまいました。
自分も楽しみ、そして、読者の笑った顔を想像しながら作っていらっしゃるのでしょう。
優しさを感じます。

定年後テレビが決める予定表 
飲み代が薬に変わる定年後
赤い糸結び直して定年後
定年が近所に知れる草むしり

実感のこもる定年後の姿が見えてくるようです。

《院長選》
コンビニに揃えてほしい母の味
人の髪笑った頃に帰りたい
共感したので…院長

禁酒誓い毎日続く別れ酒 
禁煙した日から増えてる酒の量
忘れぐせ酒と煙草は忘れない 

夕刊に掲載された、分厚いファイルをお借りしましたが、日々、禁酒禁煙を誓っていらっしゃるのがよくわかります。

仲のよろしい奥様は二胡をたしなまれ、お孫さんの成長を楽しみに、今日もユーモアを効かせた川柳を作っていらっしゃることでしょう。