顎関節症

そもそも顎関節は、下顎を動かした時によく動く両耳の前の部分にあります。また、下顎にはいろいろな咀嚼筋(あごを動かす筋肉)が付着しており、これらの筋肉と顎関節が協調して働くことによって、私たちは顎を動かすことができるわけです。

顎関節症とは、何らかの原因により、この協調運動に不調和が生じた状態です。主な症状としては、口を開け閉めした時の顎関節周囲の痛みや顎関節の雑音(カクカク、 ゴキッ、 パキッ)、そして開口障害(口が開けづらい)があります。
顎関節症の原因はさまざまで、精神的ストレス、疲労を蓄積させる生活習慣、噛み合せの異常などがあげられますが、歯ぎしりや食いしばりによる影響が最も大きいと考えられています。20~40代の女性に多いと言われており、最近では若年者の患者も増加しています(食生活や生活習慣の変化が原因!?)。

顎関節症患者さんの多くは、保存的治療(咀嚼筋のマッサージやストレッチ、マウスピースによる治療、薬物療法など)により症状は改善します。噛み合わせが悪いからといって、歯を削るなどの不可逆的治療は原則として避けるべきです。思い当たる症状がある場合は、当院スタッフにお気軽にご相談ください。