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内田歯科医院 新聞 2014年12月 診察室から

筑紫野市 歯科医院 痛みの少ない 歯医者 内田歯科医院

学校歯科医の立場から ーマウスピースー

筑紫東小学校の校医をして、もう20年になります。10月福岡県の学校歯科医の勉強会があり、スポーツマウスピース(マウスガード)の普及がテーマの一つでした。

マウスピースは、ラグビー、アメリカンフットボール、ボクシングなどのコンタクトスポーツで広く利用されています。マウスピースは、強打による衝撃を和らげる効果があり、装着していない場合には歯が折れたり、唇や舌、顔面などを負傷したりすることがあります。また、脳震とうなどの発生率や重篤度を低減させることが報告されています。最近では、全身運動時にマウスピースを装着し、噛みしめると、筋力、瞬発力、集中力など運動能力の向上も期待されています。

しかし、マウスピースが義務化されているのは、現在ではアメフト、中学・高校ラグビー、ボクシングだけですので、学校歯科会としては、サッカー、ハンドボール、テニス、バレーなどの学校のクラブでも装着を推奨しています。

スポーツ用品店などで販売されているマウスピースは、「はずれたり」する事が多く、いざという時しっかり機能してくれません。また、噛み合わせを考慮していないマウスピースは、顎の関節を悪くしたり、プレーに集中できなかったりと不都合なことが多く生じています。

歯科医院では、選手個人の口の中の状態にあったものが作れる為、違和感も少なく、会話や呼吸への影響も最小限に抑えられます。
来院回数は、2回、7日~10日程でお渡しすることができます。保険外診療となりますので、作製費用は、10,000円となります。