内田歯科医院 新聞 2021年2月 テーマ【歯の根が折れてて、ショック~】

筑紫野市 歯科医院 痛みの少ない 歯医者 内田歯科医院

歯根破折(歯の根にヒビが入ったり、割れたりすること)

「歯が折れる」と検索されたことありますか?

最初に、”歯が折れる夢”と出てきます。”抜ける夢”もあります。
歯が折れる箇所や本数、状況により28とか56もの心理的意味があります。
「歯が抜けて 歯医者に行く夢」「歯が抜けたのに 歯医者に行かない夢」まで意味付けられていて、普段、全く夢を見ない私は、びっくりしました。
夢における歯の意味は、「健康状態」「生活の基盤」「人生の転機」の3つの暗示だそうです。心理的意味においても、歯は大事にするのが一番ですね。

今月は、歯根破折(歯の根にヒビが入ったり、割れたりすること)についてです。
歯を失う原因の7割が、歯周病(42%)と虫歯(32%)ですが、意外と多いのが歯根破折で11%です。歯周病でも虫歯でもなく、歯は健康で、なんでもかめている方にとっては、歯根破折が、歯を失うリスクになります。

原因は

①虫歯で神経を取り、長期間経過してる。神経を取った歯は、栄養が行き渡らず弾力性がなく、枯れ木のようになるため、折れやすくなります。
②過度な力がかかっていた。歯ぎしりや食いしばり 力仕事やスポーツでの食いしばり
③神経を取った後に金属の土台(コア)が入ってる場合。
④噛み合わせが悪い。
⑤中高年以降で、噛む力が強い。
⑥スルメなどの固いものを好んで食べる。

病状としましては、根は歯茎に隠れて目では見えないため、ご自分で気づくことは、ほとんどありません。まず、神経がある歯の場合しみてきます。次に噛むと痛くなり、見た目に異常がないのに歯がズキズキしてきます。その後、歯茎が赤く腫れ、最後には、歯がグラグラしてきます。

歯根破折は、どのような治療を行なっても、予後が悪いため、多くの場合、抜歯になってしまいます。ショックを受ける患者さまも多く、「抜けるまで、そのまま使いたい」と希望される方もいらっしゃいますが、そのまま放置しますと、そこから炎症が広がって、腫れたり痛みが出ます。顎の骨が溶けることもあります。

予防法としましては、
①神経を取るような虫歯にならないよう、定期健診を欠かさない。
②夜間の歯ぎしりの方は、ナイトガードというマウスピースを使う。
③神経を取った歯の場合、歯の土台を金属ではなく、ファイバーコアなどの柔軟性のあるものにする。
④合ってない詰め物や被せ物は作り変えや調整する。噛み合わせをよくするための、矯正治療もあります。

気になる方は、まずは健診をお勧めします。