子ども達の45.3%が歯肉炎の調査結果

筑紫野市 歯医者 歯科医院 内田歯科医院です。

日本学校歯科学会とライオン歯科衛生研究所は、文部科学省の後援で毎年「歯と口の健康週間」に全国小学生歯磨き大会を開催しています。今年で74回目となる同大会は、全校及びアジアから約2800校16万人を超える小学生が参加。院長が校医を務める筑紫東小も、6月2日に5年生が参加しました。
まずは、DVD教材で歯ぐきについて勉強し、そのあと歯ブラシとデンタルフロスの使い方を実践しました。そのDVD教材がとてもわかりやすかったので紹介したいと思います。
爪楊枝の先で歯の付け根を軽くなぞって、歯垢(細菌の塊)を少しすくいます。この中には600種類の細菌が2億から3億個います。この歯垢が虫歯はもちろん、歯肉炎という病気を引き起こします。しっかり歯磨きしないと歯肉炎は誰でもなります。子ども達の45.3%が歯肉炎になっているというビックリするような調査結果も示されました。
歯肉炎になっているかは、色・形・硬さ・出血という歯ぐきの4つのサインでわかります。まずは、色。健康な歯ぐきはピンクですが、歯肉炎の歯ぐきは赤みを帯びます。
次に形。歯と歯の間の歯ぐきの形が、健康なら三角。歯肉炎なら丸くて厚くなります。

3つ目は硬さ。健康な時は引き締まって硬いのですが、歯肉炎の歯ぐきは、ブヨブヨと柔らかくなります。4つ目が出血。歯磨きなどの軽い刺激で血が出ることがあります。この4つのサインのうち1つでもあれば、歯肉炎です。 歯肉炎は、原因の歯垢を落とすことで健康な歯ぐきに戻せます。軽い症状でしたら、毎日のしっかりした歯磨きで早ければ3日、1週間もあれば自分で健康な歯ぐきに戻せます。歯垢が付きやすい場所は、「歯と歯ぐきの間」「歯と歯の間」「奥歯の噛み合わせの凹凸」です。

歯磨きの大切な基本は3つ
1『歯ブラシの毛先を歯の面にきちんと当てる』
2『小さく動かして磨く』1本か2本を磨くつもりで1センチくらいを目安にすると、歯と歯の間に歯ブラシの毛先が届きやすくなります。1箇所につき20回磨くと歯の表面の歯垢は落ちるという実験結果があります。
3『毛先が広がらない程度の軽い力で磨く』

歯ブラシだけでは落とせない歯と歯の間の歯垢は、デンタルフロスで落とします。歯ぐきを傷つけないようゆっくり小さく動かしながら使ってください。毎日の歯磨きと定期的な歯科医院でのケアで歯と口の健康を守る予防が大切です。

子どもさん4人の定期健診を3歳から欠かされなかった山家のMさま。今年の4月から東京へ就職された長女の方の「ちゃんと歯科健診に行ったからねえ。」の連絡にとても喜ばれていました。素晴らしい子育てです。それを聞いたスタッフ一同、嬉しくて皆さまのお口の健康を守る使命に燃えています。