筑紫野市 歯医者 歯科医院 の 内田歯科医院です。
6月4日~10日までは、歯と口の健康週間です。私は、6月4日といえば虫歯予防デーと、この原稿を書くまでは思い込んでいました。
日本歯科医師会が虫歯予防デーを制定したのは、昭和初期の1928年から10年間のみで、1939年から3年だけは5月4日を「護歯日」。
その後、健民ムシ歯予防デー、口腔衛生強調運動、1943年~48年は、太平洋戦争の影響で中断、そして、1958年~2012年までの55年間が歯の衛生週間です。
歯と口の健康週間は、2013年に制定されました。
さて、今月のテーマは歯ぎしりについてです。
朝起きた時、すごく歯を食いしばっていて顎が痛いなんて経験ありませんか?
歯ぎしりは、睡眠中、無意識に行われる癖のようなものです。歯ぎしりが強いと歯や歯ぐき、顎の関節に大きな負担をかけ、次のような影響が出ます。
1.歯が削れ短くなり神経に近づくことで知覚過敏になる。
2.歯が揺さぶられ、歯を支えている骨が溶けて歯周病になる。
3.歯の表面が欠けたり、根元まで割れてしまう。
4.顎の関節が強く圧迫されて痛くなる。
5.肩こり、偏頭痛がおこる。
歯ぎしりの原因はストレスといわれていますが、はっきりしたことはわかっていないため、自分に合ったマウスピースを使って歯を守ります。
歯ぎしりの治療としてのマウスピース作成は保険が適用されますので、装着時の費用は5,000円程です(3割負担の方で)。
型取りして、1週間程で出来上がり。夜寝てる時に使います。その後、1~2回調整します。
当院スタッフも2名、只今マウスピース装着中です。お悩みの方は、一度ご相談ください。