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“歯医者の妻の不養生“その後

筑紫野市 歯医者 歯科医院 内田歯科医院です。

2015年4月に“歯医者の妻の不養生”として、当時の私の歯の状態を示し、2年かけて人前で大きな口を開けて笑える、美しい歯を取り戻す決意表明をしました。それでも週1回、あの手この手で根の中をキレイにし、薬を詰め替える根の治療は先が見えず、パーッと抜いてブリッジ(抜いた歯の両側の歯を削って土台にして、橋を渡すように被せたもの)にしたら早く終わるのに、と考えてしまいます。

そんな時、長年、三沢から通って下さる患者さまから「根の治療には時間がかかりますよ。ここの院長は根気よく、諦めず、丁寧に根の治療をして下さるので、ずっとこちらにかかっています。まわりの友達は、我慢できずに抜いてブリッジとかにしていたら、みんな入れ歯になってしまって、今頃、後悔してますよ。頑張ってください。」と、励まされました。おかげさまで、根の治療から逃げ出さずに次の段階に進めました。

そこからの計画は前々から立ててます。

まず、白い歯を被せる前にホワイトニングで自分の歯を白くします。そして、その歯の色にあわせて、ポーセレン ジルコニア クラウンを被せます。院長が、患者さまに これを被せるたびに「やっぱり綺麗になるねぇ。」と、嬉しそうに言っていましたので、これを被せてもらう!と決めてました。左上の前歯と左下の4本のブリッジに被せましたが、とても自然で自分の歯みたいです。

美しくて(歯の話です)鏡に映して思わずニッコリです。

クラウンという被せ物を説明します。

虫歯の部分を削ったり、根をとった場合は土台を入れた後、歯の元となるフレームを作ります。今までは、そのフレームを金属で作り、その表面をプラスチックや陶材(セラミック)を盛り、焼き付けて白くしていました。

ポーセレン ジルコニア クラウンは、この金属のかわりに『白い金属』と呼ばれる程、頑丈なジルコニアを使います。白いセラミックの包丁にも使われているものです。ジルコニアのままですと白いだけで透明感も艶もありませんので、その上に、その方の歯に合う色のポーセレンを盛って焼き上げます。色や光の反射が天然歯に近く仕上がります。

ジルコニアは、強度があるので前歯でも奥歯やブリッジでも美しい白い歯を被せることができます。また、ポーセレンの歯はプラスチックと比べて、変色しにくく、歯垢も付きにくいので虫歯にもなりにくいという長所もあります。

短所は、保険が適用されないのと、噛む力が強い人や歯ぎしりが強い人は、ポーセレン部分が欠けたり壊れたりすることがあります。白い歯は、その方の歯や噛み合せの状態により、いろんな種類があります。遠慮なくご質問ください。

私は、これで治療終了しました、と書きたいところですが、まだまだ、しばらく終わりそうにありません。

・・・ つづく