筑紫野市 歯医者 歯科医院 の 内田歯科医院です。
六十の手習いで、前々からやってみたかった茶道を習い始めました。六十の手習いとは、年を取ってから習い事や学び事を始めるという意味で「六十」は、「七十」でも「八十」でも良いそうです。ということは、私は若い方だ。というふうに解釈して、月に3回、己を奮い立たせながら、通っております。
樹木希林さん主演の映画「日々是好日」を鑑賞された方も多いでしょうが、あれは20歳の女子大生が茶道を習い始めるお話です。とてもあんな風にスムーズに習得できるはずはありません。習って1分後には忘れてますし、暗記していっても座ると頭が真っ白になってしまいます。始める前はいろんな夢を描いていましたが、今は、ボケ防止に役立つ!と習い事の目的を軌道修正しました。
一番の楽しみは、季節ごとの美味しい和菓子です。それぞれに言い伝えや行事の話も聞けて、少し賢くなったような気がして嬉しいです。
これは、亥の子餅。
太宰府の藤丸さんのお菓子です。きな粉やゴマ、栗。干し柿を混ぜ込んだ餅生地であんが包み込まれています。亥の月、亥の日(今年は11月3日)に無病息災を願っていただきます。由来は、古代中国の「亥子祝」と言われており、亥の月亥の日に穀物を混ぜ込んだ餅を食べると病気にならないという風習があり、無病息災を願う儀式でした。また、イノシシは子供をたくさん産むので子孫繁栄の意味もあります。
平安時代は宮中行事でしたが、次第に収穫のお祭りとして広まりました。イノシシは、炎の神の神使と言われ、火災を免れるとされるため、亥の日に、こたつや火鉢などの暖房器具を使い始めて、家の防火を祈ります。いろんな和菓子屋さんで11月中購入できると思います。
医院玄関のサファニア。夏に切り戻して秋まで花を咲かせてくれてましたが、そろそろ植え替えの時期になりました。5月から6ヶ月以上楽しませてもらえました。次は、ビオラです。 今、花屋さんには沢山の種類のビオラが並んでいます。今年は、①の「碧いうさぎ」にしようか④の「天の羽衣」にしようか、それともいくつかを混ぜようか思案中です。