筑紫野市 歯医者 歯科医院 の 内田歯科医院です。
虫歯の治療後、歯に被せるものをクラウンと言います。保険適用では、プラスティック樹脂や金属（銀歯）になります。プラスティック樹脂ですと、色は白いのですが変色したり、強度が弱いというデメリットがあります。銀歯は笑った時に銀色が見えてしまいます。保険対象外のセラミックは、自分の歯に近い自然な色合いと透明感があり金属アレルギーなど体の負担も少なくなっています。変色もしにくく、汚れもつきにくいのもメリットです。セラミックにも様々な種類があります。奥歯や前歯、全部被せるのか、一部詰めるのか、それぞれの治療で色合いや耐久性を考え、相談の上で選びます。
①ジルコニア オールセラミック クラウン 前歯を一番美しくされたい方
見た目が最もご自分の歯に近く、透明感があります。隣の歯の色に限りなく近づけることができます。変色しにくく、金属を使っていませんので金属アレルギーの心配もありません。デメリットとしまして、セラミックが欠けることがあります。
②フルジルコニア クラウン 奥歯の銀歯が気になる方も選べます。
セラミックの中では、比較的低価格で強度があるので前歯だけでなく奥歯
でも大丈夫です。透明感のない白さですが、16色の中から選べます。金属も
使われておりません。隣の歯との色のなじみはよくありません。奥歯での
ご選択をお勧めしています。
③セラミックインレー 奥歯の詰め物も白くされたい方へ
これにはe-maxインレーとジルコニア インレーがあります。
e-maxインレー
e-maxは、透明感があり、ご自分の歯に馴染んだ色調になりますので、大きな
口を開けても目立ちません。体に優しい素材です。噛み合わせの具合によって、
欠けることがあります。
ジルコニア インレー
歯ぎしりやくいしばりをされる方や、目立ちにくい部位の方、歯をあまり削れ
ない場合には、ジルコニア インレーをお勧めしています。硬くて強度があるのが
一番のメリットですが、色は透明感のない白さです。
④メタルセラミック
内側に金属は使われておりますが、前歯の見た目が気になる方へ
内側を金属として強度を持たせ、外側はセラミックを焼き付け 天然の歯に近い
色合いにしています。強さと見た目の美しさを併せ持っています。隣の歯の色
ともなじみます。デメリットとして内側が金属ですから、歯ぐきとの境界に金属
が透けて見えることがあります。また、セラミックが欠けることがあります。
このほか、クラウンや詰め物には保険適用のもの、保険外のもの、いろんな種類があります。
お気軽にご相談ください。