内田歯科医院 新聞 2021年1月 テーマ【定期健診のその次は?】

筑紫野市 歯科医院 痛みの少ない 歯医者 内田歯科医院

定期健診のその次は?

令和3年8月28日、当医院は開院30周年を迎えます。
通ってくださる患者さま、支えてくれるスタッフや業者の方々に感謝して、新しい年の診療を始めています。

本年の診療開始は1月4日。開院以来の登録者数13343番となる新患の方の治療と、もう20年ほど、ご家族での定期健診を欠かされない患者さまの健診からです。当初は、幼稚園生だったお子さん方も社会人となられて、帰省の度に健診にみえます。その頃は、まだ定期健診にみえる患者さまも少なかったのですが、最近では、健診の必要性を皆さまが認識されて、毎日10名程の方が予約されます。

それとは別に増えていますのが、定期的な歯周病治療を希望される方です。
歯周病が影響を与えるのは、狭心症、心筋梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎、骨粗鬆症、早産、低体重出産と考えられてきましたが、それに加え、昨年九州大学などの研究チームが、歯周病菌が 記憶障害を引き起こす仕組みを解明しました。歯周病予防が認知症予防にも繋がるのです。

歯周病の治療は
①まずパントモ(パノラマ型レントゲン)で全体的な歯周病の進行具合を把握。

パントモ

②歯周ポケットの深さと、出血の有無、歯のぐらつき度を調べます。ポケットは、3mm以下は正常または軽度、4~6mmは中程度、7mm以上は重度の歯周病です。
③歯茎より上のプラーク(歯垢)と歯石を除去します。下の前歯の裏と、上の奥歯のほっぺた側は特に歯石がつきやすい箇所です。患者さまの歯石のつき具合で何回かに分ける場合もあります。
④毎日の歯磨きが、歯周病予防や改善には大切になります。患者さまの癖による磨き残しもあります。その方にあった歯磨きの指導を行います。
⑤歯と歯茎の間にある歯石を、特殊な器具で除去します。治療時間は、1回30分から45分で 6回ぐらいに分けて行います。根気が入りますが、これが歯周病治療に重要な治療です。
⑥⑤をしっかり終えた後、歯茎の状態が治るのを待ち、1ヶ月後もう一度検査します。状態が改善されていても、「もう歯医者に行かなくてもすむ!万歳!」とは残念ながらなりません。 それからは定期的なメンテナンスになります。