根の治療が終わったら 次は歯の土台を考えましょう

筑紫野市 歯医者 歯科医院 の 内田歯科医院です。

果てしなく続くと思われる根の治療。放っていた分、長くかかることが多いです。
麻酔をして、リーマーというスクリュー状の針で歯髄(歯の神経)をとり、根の中の消毒を何回かします。完全に消毒できたら根管内にガッタパーチャというゴムみたいなものを緊密に詰め込み、しっかり封鎖。細菌が再び侵入しないようにします。

「お口を開けたままで、こちらにどうぞ!」とレントゲン室に案内されたら、それは、根の治療終了の合図です。ちゃんと根の先まで封鎖されているかの確認のためのレントゲンです。

虫歯で 歯の大部分が失われている時には 歯全体を覆うように冠(クラウン)を被せます。そのために必要となるのが土台(コア)です。歯の土台は目立たない部分ですが、とても重要な治療です。

家に例えるなら基礎や柱に当たる部分。ここがしっかりしていないと どんなに見栄え良い家でも長持ちしません。これまでは、基礎や柱を硬く丈夫にすることで 耐久性を高めてきましたが、最近では、これに加えて力を吸収する免震構造が開発され、注目されています。

歯の土台(コア)にも、同じことが言えます。コアの材料には、2種類あります。
メタルコアは、銀合金で作られています。保険適用ですので治療費が、約2,000円で済みます。歯には食事の時や歯ぎしり、食いしばりの時など、色々の方向から毎日強い力がかかっています。メタルコアは金属ですので歯よりも硬く丈夫ですが、柔軟性がありません。歯に強い力がかかると歯の根が折れたり、歯が割れたりする危険性があります。神経のない歯は、脆く、通常の噛む力でも割れてしまうこともあります。そうなると抜歯になる可能性が高くなります。腐食により歯茎が黒くなったり、金属アレルギーの心配もあります。また、せっかく白く美しい歯を被せても冠(クラウン)の下から金属が透けて見えることもあります。

そこで オススメしていますのが、ファイバーコアです。

グラスファイバー繊維を樹脂で固めた素材を使用した土台です。やや弾力があるため、歯が割れるリスクが低くなります。金属の腐食や溶け出しによる歯茎の黒ずみ(メタルタツー)や金属アレルギーの心配がありません。光の透過性があり、歯に似た白さのために自然で透明感のある美しい冠(クラウン)が被せられます。型を取らずに口腔内で 直接製作することもできるため、歯を削る量も少なくなります。ただ保険適用外ですので 10,000円(消費税別)になります。