紫野市 歯科医院 痛みの少ない 歯医者 内田歯科医院
待合室から 『心のゆとり』
待合室に置いていますエッセイスト森下典子さんの【好日絵巻】(PARCO文庫)。
患者さまがよく眺めてらっしゃいます。
お茶室の中の季節の花や、道具、お菓子がご本人の73のイラストで紹介されています。
季節は『年のはじまり』から「光」から始まる『春』、「水」の美しさの『夏』、透き通った「風」を聴く『秋』、「日」を見つめる『冬』へと続きます。
優しく可愛らしい絵に、短いエッセーがつけられ、読むだけで季節を感じられます。
茶道の経験がなくても、季節の花を一輪でも飾り、和菓子やお茶を用意して、落ち着いた時間を過ごしたい気になるのが不思議です。
そんな森下さんが、お茶を通して季節を楽しむ講座をされると知り、参加してきました。
タイトルは【季節を五感であじわう-七夕の章】。
テーブルには、いくつもの籠に、野の草花が飾られています。
花の名前を覚えると、土手を歩いていても、いろんな花が目に入ってきて そんな花を持ち帰ることで、暮らしに季節を取り込むことができるそうです。
カライトソウ、カワラナデシコ、クガイソウ、ソバナ、ヒメヒオウギズイセン、知らない名前ばかりです。
半夏生を見て、あっ知ってる!とホッとしました。
和菓子は、季節の和菓子を5個から2個迷いながら選びます。
お干菓子は、日本全国から何種類も集められています。
その中には、【好日絵巻】で蛤の中はどうなっているのか気になっていた『浜土産』もありました。
中は冷たく冷やした琥珀色の寒天に、味噌の味の豆が一粒入っていました。
蛤の貝殻をあけて、片方の貝をお匙かわりにいただきました。
そのあとは、お菓子の銘のつけ方や七夕のお茶室のしつらえなどのお話を伺い、よし!いつも食卓に花を飾るぞ!と固い決意で帰ってきました。
待合室には、新刊『茶の湯の冒険『日日是好日』から広がる幸せ』(文春文庫)も置いています。
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