紫野市 歯科医院 痛みの少ない 歯医者 内田歯科医院
待合室から 『秋の和菓子めぐり』
秋といえば、みなさんは何を思い浮かべますか?
食いしん坊な私にとって、秋はまさに食欲の秋!
特に栗やさつまいも、かぼちゃなど、秋の味覚を使った和菓子は、見ているだけでも心躍ります。
今回は、そんな秋の和菓子の中から、いくつかお気に入りをご紹介したいと思います。
1. 箱根ちもとの「八里(はちり)」
先日、いただく機会があった箱根ちもとさんの「八里」。
お菓子の包みを開けると、まずその可愛らしい姿に目を奪われます。
箱根八里は馬でも超すが・・・江戸時代の「箱根馬子唄」に唄われる箱根八里の馬子衆が使う鈴をかたどった最中です。
実はこの鈴、しおりによると熊よけの鈴をかたどったものだそうで、これには驚きました。
最近、熊のニュースをよく耳にしますが、まさか江戸時代の箱根にも熊がいたとは。(調べてみると2022年にも目撃情報がありました。)
朱、紫、白の三色の紐で結ばれた愛らしい姿で、初めて見たときは「この紐、どうやって食べるんだろう?」と、思わず笑ってしまいました。
もちろん、紐は飾りで、ピーっと引っ張っていただきます。中にはしっとりとしたこし餡が詰まっていて、優しい甘さです。(お取り寄せ可⇒詳細はこちら)
2. 大和郡山・菊屋の「御城之口餅(おしろのくちもち)」
奈良県大和郡山市にある、400年以上の歴史を持つ老舗「菊屋」の銘菓「御城之口餅」。
今からおよそ400年以上前、弟の豊臣秀長公が、兄である秀吉公をもてなすお茶会のために、何か珍しいお菓子を作るよう命じました。
そこで初代・菊屋治兵衛が考案したのが、このお餅。
粒あんを餅で包み、きな粉をまぶした一口サイズのお菓子を献上すると、秀吉公は大変気に入り、「鶯餅」と名付けたそうです。
一説には、このお餅が今に伝わるうぐいす餅の原型ともいわれています。
その後、お店が郡山城の大門を出てすぐの町人街の一軒目に位置していたことから、「城の入口で売っている餅」という意味で「御城之口餅」と呼ばれるようになったと伝えられています。
素朴ですが 歴史を感じさせる味わいは、まさに天下人をも唸らせた逸品。
小さくて可愛らしいので、ついつい手が伸びてしまいます。(お取り寄せ可⇒詳細はこちら)
3. 太宰府 和菓子調整処藤丸の「栗きんとん」
当院からも車で15分ほどと、気軽に立ち寄って味わえるのは嬉しいポイントです。
看板がないので ちょっと入るのに勇気がいりますが。
栗の豊かな香りと色合いをそのまま閉じ込めたような、洗練された栗きんとんです。
口に運ぶたびに、奥深い風味が広がります。
厳選された栗と砂糖のみで作られており、余計なものが一切入っていないからこそ、栗本来の美味しさが際立つのでしょう。
まるで栗をそのまま食べているかのような、贅沢な味わい。
お抹茶と合わせて、ゆっくりと味わいたい秋の味覚です。
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