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内田歯科医院 新聞 2014年9月 診察室から

筑紫野市 歯科医院 痛みの少ない 歯医者 内田歯科医院

患者さまの声

23年前、田舎から出てきて美しが丘に越して来た頃は、まわりには家がチラホラしかありませんでした。そしたら私の家の近くに大きな一寸変わった、普通の住宅ではなさそうな家が建ち始めていました。お店ならちかくていいネエ!と思っていたら、なんと内田歯科医院でした。母親ゆずりの弱い歯を持つ私にしては何より勝る強い味方でした。

あれから20数年、老いるに従い私の歯もほとんどが義歯になってしまい自分の歯は数本となりました。食事は、義歯でも美味しく食べられますが、食事が終われば早く早く義歯を取り外したくなり、取り出した歯を人に見られたくないが故に、チリ紙に包んで食卓に置いたら最後、歯という事はすぐに忘れて、間もなくチリ箱にポイです。次の食事の時に歯がないのに大騒ぎ、探し探し探し求めてチリ箱の中でした。部屋の中のチリ箱をかき回し、出てきた時の嬉しさ、よかったよかったと何回言った事やら。

又、旅先の宿に置き忘れ、送っていただいたこともありました。三度目は、とうとう宿に捨ててきた様な気がして、又作って戴いたのが1ヶ月程前のことです。入れ歯に『ヒモ』をつけて首から下げたらよかろうか?と今度ばかりは入れ歯を作るのもこれが最後としっかり頭の中に覚え込みました。内田先生から『入れ歯を外した時、決してチリ紙に包んではいけません。包めば必ず捨ててしまいますよ。』と、よくよく言われました。

歯を丈夫に保ち、入歯ながらも美味しく食べるには、まず体が丈夫でなければと思い、先ず手近かな朝のラジオ体操を朝起きてすぐ自分の号令で20数年続けています。雨が降っても雪が降っても、やり続けていると少々の足腰の痛みは治るようです。散歩もこの頃では杖が必要になり、杖突きながら出来るだけ毎日と思って出かけます。この頃では、家を出るのに気合と気力を入れなければ一歩の足が出ないようですね。頑張りたいと思います。ありがとうございました。       (美しが丘北 90才 女性)