口腔機能低下症も　定期健診で　早期発見！

筑紫野市歯科医院痛みの少ない歯医者内田歯科医院

まだ馴染みのない言葉ですが　【口腔機能低下症】をご存知ですか？

加齢や疾患障害などにより口腔内の咀嚼、嚥下（　飲み込むこと　）発声、唾液分布などの機能が低下している状態のことです。

放置すると、食事や会話に支障が出たり、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

悪影響として、

【口腔機能低下症】の具体的な年齢としては　50代が目安になります。

原因として、加齢、むし歯、歯周病、適合の悪い入れ歯、全身の病気があげられます。

セルフチェックをしてみましょう！

複数当てはまる場合は口腔機能低下症の可能性が考えられますので、早めに歯科医院で検査を受けることをおすすめします。

当医院では、口腔機能低下症が疑われる方に、機具を用いて検査を行い、口腔機能低下症の診断、管理、指導を行っています。

この検査は保険が適用されます。

① 口腔衛生状態（舌苔の付着）確認　

② 口腔乾燥（口の中がカラカラに乾くなど）検査　

③ 咬合力（物を嚙み締める力）検査　

④ 舌、口唇運動機能（滑舌）検査　

⑤ 舌圧（舌の筋力）検査　

⑥ 咀嚼機能（食物を嚙み、柔らかく小さく飲み込みやすくすること）検査　

⑦ 嚥下機能（飲み込む力）検査

これら７つのうち３項目以上が低下していると、口腔機能低下症と診断されます。

治療方法として、口腔機能低下症によって衰えた筋力は　「顔面体操」「舌体操」「唾液腺マッサージ」などの健口体操を毎日続けると、口や舌の動きが滑らかになり、唾液も出やすくなります。また、入れ歯やブリッジなどのかぶせ物が原因の場合は、かみ合わせなどの改善を図ります。

もちろん、毎日の口腔ケア・歯磨きや舌の清掃をしっかりと行うことで、口腔内の清潔さを保つことも大切です。

※お口の体操については、以下の記事をご参考ください。

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