内田歯科医院 新聞 2020年12月 待合室から 

筑紫野市 歯科医院 痛みの少ない 歯医者 内田歯科医院

待合室から

コロナ禍で何百年も続くお祭りや神事が中止になっています
昨日ニュースでは、様々な天災や疫病でも一度も中止されることなく1200年続く、東大寺二月堂のお水取りの開催に向けての感染対策の取り組みが、特集されていました。

今月は、奈良の国指定重要無形民俗文化財「春日若宮おん祭り」(12月15日から18日)のご紹介。内田歯科医院の新聞初の県外取材です。春日大社の境内にある若宮様に、長年の大雨、飢饉、疫病の根絶を祈願したのが始まりで、もう870有余年続いています。
見所は、遷幸の儀(せんこうのぎ)

春日大社ホームページより

春日大社ホームページより

深夜零時過ぎ、手に榊の枝を持った多くの神職が若宮様を取り囲み、お守りして、本殿から御旅所(神の休憩場所)行宮にお遷し(おうつし)する儀式です。宿泊先のホテルサンルートのツアーに参加しました。零時からなのに、なぜか21時集合。途中説明を聞きながら、懐中電灯で足元を照らしながら進みます。

春日大社に到着すると、参道の明かりは全て消してあります。参列者は、写真はもちろん、懐中電灯も灯してはいけません。足元がほとんど見えない中、砂利道を黙々と歩きます。どこからか人も増えてきます。22時過ぎには、先頭で二の鳥居に着きました。21時集合の謎が解明。先に到着した人々から黙って整然と参道の両側に並んで行きます。

間違えて先頭に来た人も、気づくとさーっと参道を戻って行きます。日本人って素晴らしいなあ。と、いたく感動しました。いったい何人の参列者がいるのかわかりませんが、シーンと静まり返っています。静寂が支配するという表現がぴったりです。遠くから、何か聞こえます。「ヲー、ヲー」という唸り声、光もチラチラ見えます。雅楽の音も聞こえて来ます。これは慶雲楽(きょううんらく)という邪気を払う曲だそうです。

春日大社

春日大社の信仰の姿に密着したNHKの番組 「神々の森へのいざない~春日大社・悠々の杜~」から。

近づいて来ました。2本の大きな松明の火が地面に引きずられ、道を清めて行きます。
それから、見たのか見えなかったのか、気配なのかよくわからない何かが確かに通過して行きました。

春日大社ホームページより

春日大社ホームページより

行宮では、舞楽や神楽の奉納が見れますが、急に寒さが身にしみてきて、ホテルに戻りました。明るいホテルのロビーで振る舞われたお汁粉の美味しかったこと。