入院中でも お口はスッキリ

筑紫野市 歯医者 歯科医院 の 内田歯科医院です。

すっかり秋めいてきました。急に寒くなり、体調を崩すご高齢の方もいらっしゃいます。
先日、患者さまから、こんな問い合わせがありました。
「間質性肺炎で入院して、酸素吸入中の母の口腔内が白くなってきました。
入れ歯を外して、歯磨き粉でゴシゴシして、グチュグチュペッとしてスッキリしたいと言います。
歯磨き粉以外に清浄液みたいなのがあれば購入に伺いたいと思います。」
入院先が16キロ以内でしたので、保険での訪問診療が可能です。でも病状を詳しく伺うと診療は無理でした。
そこで、このようにお返事しました。
「水分がお口の中に残ると、誤嚥の恐れがありますので、うがいや歯磨き粉はやめた方が良いです。
代わりにスポンジブラシを薄めた洗口剤(マウスウォッシュ)で湿らせて、よく絞ってからお口の中を拭くのが良いと思います。
スポンジブラシは、使い回しはかえって良くありませんので、1回ごとの使い捨てでお願いします。」
早速、試されたらスッキリしたと、とても喜ばれたそうで、
その話を看護師さんにしたところ、それから、その洗口剤とスポンジブラシを使って、口腔内洗浄もしてくださるようになったそうです。
当院でお薦めする洗口液(マウスウォッシュ)は、コンクールF(1100円)とSP-Tメディカルガーグル(1450円)です。


コンクールFは、一般的なマウスウォッシュと違い、配合されています。
グルコン酸クロルヘキシジンは、殺菌力が高く、歯や粘膜に吸着して長時間(最大12時間)持続すると言われています。
また、味もよく刺激も少ない適度な爽快感です。


SP-Tメディカルガークルは、殺菌効果に優れたセチルピリジウム塩化物水和物配合で、お口の中に清涼感を与え、口臭除去にも効果があります。
普段の口腔ケアには、コンクールFも良いですが、SP-Tは、さっと爽やかになるので、こんな病状の時には、お薦めです。


スポンジブラシは、先端がスポンジでできている棒状のブラシのことで、上顎、歯茎、頬の内側の粘膜の汚れを取るのに適しています。
スポンジの硬さや大きさ、形に違いがありますが、お口が開けにくい方には小さめのものを、
粘膜が弱っている方には柔らかめのものをとお口の状況に合わせてお選び下さい。
病院内の売店、ドラッグストアやネットでも1本10円ほどで購入できます。
1度使用しますと、スポンジ部分に汚れや細菌が付着しますので必ず使い捨てして下さい。

入院中の方の付き添いや、お年寄りの介護をされていらっしゃる方でお口のことで悩まれてましたら、遠慮なくご相談ください。