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内田歯科医院 新聞 2023年1・2月 テーマ【歯医者好きな子どもに育てましょう】

筑紫野市 歯科医院 痛みの少ない 歯医者 内田歯科医院

歯医者好きな子どもに育てましょう

年明け早々、診察室から子どもさんの泣く声。歯科医院らしい響きです。

1歳児健診の患者さまです。

子ども好きのスタッフ揃いですから、腕の見せ所です。

何とかお口を開けてもらおうと、あの手この手。

当医院は、子どもさんの治療の場合、開口器やネットでの押さえつけはやっておりません。

楽しい会話の中で、歯科用ミラーで遊んだり、器具を手のひらの上で、ごとごと転がしたりしながら、歯医者は、怖くない、痛くないところと、納得してもらってから治療に入ります。

「今日はここまで」と約束したら、それは必ず守ります。

歯科医との信頼関係作りが大切です。

ここで、歯医者に通うのが怖くなくなり、4から6ヶ月ごとの定期健診を欠かさないようになりましたら、大人になっても大丈夫です。

大学生や就職で家元離れても、そこで、自分から定期健診に行かれた話を、ご父兄からよく伺います。

ただ子どもさんが慣れるまでは、何回か通院してもらうことになるかもしれません。

そこを辛抱強く連れてみえたご父兄の子どもさんは、ほとんどが、いつのまにか、一人で診察室に入り、診察台に座るようになります。(もちろん急を要する場合は、久留米の聖マリアなどの小児歯科を紹介いたします。)  

生え変わった時が大事な時期:シーラント処置とは?

子どもさんの歯で注意するのが、6歳臼歯です。

乳歯が生えそろった後に、歯ぐきを押しのけゆっくり生えてくる最初の永久歯です。

この歯は永久歯が正常に並ぶための目安となり、物を噛むときには一番大きな力がかかります。

噛み合わせに関わるとても大切な歯です。  

食事の時に大活躍するこの歯は、歯ブラシが届きにくいため、汚れがたまりやすく永久歯の中で、もっとも虫歯になりやすい歯になっています。

生えたての歯は、石灰化が未熟な上、溝も深いので、歯垢などの汚れを落とすのも難しく、保護者による丁寧な仕上げ磨きが必要です。

その際は、毛先の細い歯ブラシや、ワンタフトブラシをお勧めします。

虫歯予防としてはシーラント処置があります。

シーラントとは、奥歯の噛み合わせの溝や歯の側面や裏側の溝を、フッ素の入った樹脂で埋めてしまうことで、歯垢が溜まりにくくなり、虫歯を予防します。

注射をしたり、歯を削ったり、痛みのない治療で、保険適用になります。

6歳臼歯だけでなく、生えたての永久歯や乳歯の奥歯にも効果的です。

金、土曜担当の佐藤良先生は、子どもさんに人気です。

クリスマスには5歳の患者さまから、手作りカードをいただいて、ニコニコでした。

 

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6歳臼歯は大切な歯です

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内田歯科新聞2023年1・2月号

 

内田歯科医院 新聞 2023年1・2月 挨拶と編集後記

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