筑紫野市 歯科医院 痛みの少ない 歯医者 内田歯科医院
訪問診療ってどうやったら受けられるんでしょうか?
こんにちは。訪問担当の直江です。
いつも訪問で伺っているさわやかテラスさんには、いつもニコニコと迎えてくださる患者さまがいます。
その方は自分のお部屋だけでなく、皆さんの食器を洗ったり、洗濯物を畳んだり、「仕事が多いけんねぇ」といいながら嬉しそうにお手伝いをされています。
入所者さんのやりがいを見出すこと、できることはご自分で。
口にするのは簡単ですが、お手伝いした方が早くできたり、お時間がかかる方も多く、なかなか難しいときもあると思います。
しかしいつも入居者さんファーストで動いていらっしゃる姿、素晴らしいです。
今回のテーマ、身近な患者さまからのご質問でした。
当院で訪問診療を行っていることはご存じでしたが、どういった場合にどうやって依頼をすればいいのか分からない、、、といったご相談です。
そこで今回はいくつか具体例をお伝えしたいと思います。
(訪問歯科専用窓口 080‐7813‐3617)
ケース① ご本人からのご依頼
呼吸器疾患で在宅療養されている方、ご本人からのご依頼でした。入れ歯が合わないとのこと。
長く入れ歯を使っていらっしゃったため、修理を繰り返しており、かみ合わせも安定していませんでした。
そこで新しい入れ歯を作成し、調整を行いました。(治療期間約4か月)
ケース② ご家族からのご依頼
歯が痛い、揺れている、とのことでご家族からご依頼がありました。
認知症の方でした。歯周病で歯がグラグラになっており、今にも抜けそうな状態でした。
認知症の他にご病気もあったため、内科の先生に確認後、抜歯を行いました。
ご本人の状態、ご家族の希望を考慮し、入れ歯作成などは行わず治療を終了しました。
(治療期間1か月)
ケース③ 病院からのご依頼
ずっと通院されていた方で、入院中、歯が揺れだして抜けて飲み込んでしまったら危ないので診てほしいと主治医の先生からご家族を通してのご依頼でした。
緊急性を感じ、ご依頼当日に入院先へ往診しました。
今にも抜けそうな状態であり、入院先で全身の管理をしていただいていたため、当日に抜歯を行いました。(治療1回のみ)
ケース④ ケアマネージャーさんからのご依頼
進行性の疾患を患っていらっしゃる方で、入れ歯が合わない、飲み込みの状態をみてほしいとのご依頼でした。
入れ歯は何度か調整を行い使用できるようになりました。
飲み込みの方は評価をさせていただき、今後の機能低下の可能性を考え、毎週お口の運動(リハビリ)を行っています。(今後も継続して週1回伺う予定です)
まとめ
以上のようにご依頼元、患者様のお身体の状態、治療内容、治療期間、様々な状況があります。
通院は難しいけれど、歯科にかかりたい、お口の状態や飲み込みに不安がある、などのご相談、お気軽にご連絡ください。
お気軽にご相談ください
お口の環境はおひとりおひとり違います。そのため、歯みがきの仕方が分からない、自分の方法で大丈夫なのか心配、といった場合はお気軽にご相談ください。
訪問歯科担当医 直江 美雪
訪問歯科専用窓口 080‐7813‐3617
内田歯科医院の訪問診療の詳細は、こちらから
併せて読みたい!
内田歯科新聞2023年7・8月号
内田歯科医院 新聞 2023年7・8月 テーマ【技工士さんオススメの自費の歯】
内田歯科医院 新聞 2023年7・8月 訪問歯科診療部より 訪問診療ってどうやったら受けられるんでしょうか?
内田歯科医院 新聞 2023年7・8月 大人のたしなみ 旅に出る
※イラスト:外間まいこ