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内田歯科医院 新聞 2022年9・10月 テーマ【マスク装着による顎関節症の増加は・・・】

筑紫野市 歯科医院 痛みの少ない 歯医者 内田歯科医院

マスク装着による顎関節症の増加は・・・

最近、情報番組で、コロナ禍でのマスク装着が原因で顎関節症が増加していると、良く取り上げられます。

影響はゼロではありませんが、学会レベルではそのような話はないそうです。

顎関節は、下顎を動かしたときに、良く動く両耳の前の部分にあります。

耳たぶの少し斜めの位置に指をあて口を開けると、隆起するところです。

また、下顎にはいろいろな咀嚼筋(あごを動かす筋肉)が付着しており、これらの筋肉と顎関節が強調して働くことによって、私たちは、顎を動かすことができるわけです。

関節症とは、何らかの原因により、この協調運動に不調和が生じた状態です。  

主な症状

顎関節の原因はさまざまで、 

a)精神的ストレス

b)疲労を蓄積させる生活習慣 

c)噛み合わせの異常 などがあげられますが、最も影響が大きいと考えられているのが、

d)歯ぎしりや食いしばり 

です。

コロナ禍で、a)のストレスは確かにあるでしょう。また、b)も在宅ワークなどでパソコンやスマホに向かう時間が長くなりますと、猫背になり、これが顎の負担を増やすことになります。d)の歯ぎしりや食いしばりですが、起床したときに、顎がだるかったり疲れているようでしたら、就寝中に歯ぎしりや食いしばりをしている可能性が高いです。歯ぎしりは、顎関節症だけでなく、

㋐ 歯が削れ、短くなることで、知覚過敏になる。

㋑ 歯が揺さぶられ、歯を支えている骨が溶けて歯周病になる。

㋒ 歯の表面が欠けたり、根元まで割れてしまう。

㋓ 肩こり、偏頭痛が起こるなどの影響が出ます。

早めの受診を!

顎関節症は、咀嚼筋のマッサージやストレッチ、マウスピースによる治療や薬物治療により症状は改善します。

嚙み合わせが悪いからといって、歯を削るなどの治療は原則として避けるべきです。

また、歯ぎしりは自分で止められませんので、マウスピースで歯を守ることが必要です。

思い当たられる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。

毎月一回土曜日に九大歯学部口腔外科准教授、川野真太郎先生の診察日があります。先生は口腔外科のがん治療認定医でもあります。

なかなか完治しない口内炎などありましたら、早めの受診をおすすめします。

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