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内田歯科医院 新聞 2023年11・12月  訪問歯科、毎日を快適に過ごしていただくために

筑紫野市 歯科医院 痛みの少ない 歯医者 内田歯科医院

訪問歯科、毎日を快適に過ごしていただくために

こんにちは。訪問担当の直江です。 毎週飲み込みのリハビリで伺っている女性、 98歳ですが、食べたい気持ちは人一倍です。

今日も訪問に伺いました。

「お口の体操しましょう」 いつも通りお誘いします。

すると、いつも以上にニッコリ。

頑張ってリハビリを終えると

「来てくれてうれしいねえ。また来てね。」

その笑顔を見ると、こちらも元気をもらえます。

また来週も元気をもらいに伺います!  

内田歯科で訪問歯科に関わらせていただき、4年が過ぎようとしています。

訪問に携わって13年、ご自宅はもちろん、病院や老人ホームなど様々な場所に伺い、後天性の疾患をお持ちの方(脳梗塞や心不全、骨折、認知症、心身症など)先天性の疾患をお持ちの方(脳性麻痺、ダウン症、知的障害など)様々な患者さまと関わらせていただきました。

 

ご自分で訪問依頼のお電話をくださった方もいますが、ほとんどは周りの方が気づき、訪問につながったケースです。

痛みの訴え、歯ぐきから出血している、虫歯がある、、、など気づきの場面は多くあります(お食事の量が減った、食事時間が長くかかるようになったというのも、入れ歯の不調、虫歯、歯周病、飲み込みの問題などお口のトラブルが原因のことがよくあります)。

しかし、実際お口を拝見すると、それらがいくつも重なっている方がほとんどです。

特にご自分で歯みがきをされているだけの方の場合、磨けている部分とそうでない部分がいつも同じになってしまい、べっとりと特定の部分だけ汚れが残っていたり、その部分の虫歯や歯周病が進行していたりということが多くあります。

入れ歯の方も同様に磨き残した部分に歯石が多く付着し、専門の道具を用いなければ清掃できない状態であったり、かみ合わせがずれてしまっていたりという方もいらっしゃいます。

そういった方はより歯科受診の必要性が高くなります。

その中で、ご自分でできる口腔ケアの方法を知っていただくことでこれからの毎日をより快適に過ごしていただけると思います。

もちろん、定期的な専門のケアも合わせればさらに効果的です。

また、あまり知られていないかもしれませんが、食べていない方(胃ろう、点滴、終末期など)の口腔ケアはより大切です。

お口からお食事をとれない方の場合、お口が開いてしまう、唾液の分泌が少なくなってしまうといったことが原因でお口が乾燥してしまい、歯ぐきの炎症や虫歯の原因になるだけでなく、お口に細菌が繁殖しやすくなりそれを誤嚥してしまい、誤嚥性肺炎の原因になってしまうこともあります。  

毎週、隔週、月1回、中には3か月に1回の方もいますが、いつも楽しく訪問に伺っています。

時には、 「まだ帰らんで~」 と笑顔で言っていただけることも。

もし、身近な方で、病院に通うのは難しいけど、お口のことが心配。

という方がいれば、お気軽にご相談ください。

 

訪問歯科担当医  直江 美雪

訪問歯科専用窓口 080‐7813‐3617

内田歯科医院の訪問診療の詳細は、こちらから

 

併せて読みたい!

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※イラスト:外間まいこ