筑紫野市 歯科医院 痛みの少ない 歯医者 内田歯科医院
飲み込みが悪くなってきたかな?と感じたら
訪問担当直江です。最近『訪問に来てほしかったけど、訪問にお願いしてよいのか分からなかった』というお悩み相談を受けることがありました。『病院に行くのはきついけれど訪問診療は寝たきりのかただけしかお願いできないと思って、、、』『家族に連れていってもらえれば、自分一人では難しくても何とか通院はできるから、、、』といった理由で訪問歯科へのご依頼をためらわれていたようです。
確かに訪問歯科はどなたでもお伺いできるわけではありませんが、ご自分で通院が難しい精神的、身体的理由があれば、お伺いできます。訪問歯科をご検討の際には、まずはお気軽にご相談いただければと思います。(訪問歯科専用窓口 080‐7813‐3617)
さて、前回はお食事前に行うと効果的な飲み込みの体操をご紹介いたしましたが、今回はちょっとしたスキマ時間にできる飲み込みに効果のある運動をご紹介したいと思います。
①頭部挙上訓練(飲み込みに関わる筋力の向上)
(1)あおむけになり、肩を床につけたままつま先を見つめるように頭を持ち上げ、30秒から1分姿勢を保つ→1分休憩。これを3回繰り返す。
(2)あおむけになり、肩を床につけたままつま先を見つめるように頭を持ち上げる→下げる。これを繰り返す(きつすぎない回数)ゆっくり行いましょう。
②ブローイング訓練(呼吸機能、唇の閉鎖機能の向上など)
(1)水の入ったコップやペットボトルなどにストローを差し、ゆっくりと息を吐き、ぶくぶく と泡を立てる
(2)ティッシュペーパーを顔の前にかざし、息を吹きかける
③プッシング訓練(飲み込みに関わるの筋力向上)
壁や机、いすの座面を押しながら力を込める→エイッ、ヤッなど声を出す。5回繰り返す。
いずれもやってみると意外にきつい体操になります。ぜひ1度試してみてください。前回との繰り返しになりますが、くれぐれも無理はなさらないようにお願いいたします。
訪問歯科担当医 直江 美雪
訪問歯科専用窓口 080‐7813‐3617
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併せて読みたい!誤嚥予防体操
内田歯科新聞2022年5・6月号
訪問診察室から:飲み込みが悪くなってきたかな?と感じたら 隙間時間の飲み込み体操